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サダーン国立公園 2016家族旅行

 

2005年に出来たばかりの新しいインド洋海岸沿いにある公園。一度は行ってみたいと思っていたので、このイースター休みに家族で遊びに行くことにしました。

高級な宿が2つほど公園内にあるけど、今回は安くするため公園が運営するレストハウスというものを使うことに。設備は普通の家と同じで、食べ物だけ自炊するとのこと。

同じと言われても、何があって何が無いのか詳しくは分からないので準備するにも、最低これだけは無いと料理出来ないというものは持っていく。近くに村があるので、買い出しはそこで出来ると。これが公園内なのか、外なのか。何が手に入るのか。考え始めると心配ばかりなので、行けばどうにかなるさ、何とかなるさ、と。いくら万全に準備しようとしても、結局はこうなるんだよね。

今回は長旅で自炊なので、ドライバーとコックをアルーシャから同行してもらいました。でも座席数が足りないので、コックさんはバスで移動して現地合流と言う形に。

アルーシャを朝5時に出て、サダーン公園のゲートに15時頃に到着。途中休憩を入れてなので、いいペースではないでしょうか。いや~暑い、暑い。

さてまずは入園料や宿泊料などの支払いをするためにオフィスへ。そしていつもの通り、一筋縄ではいなかい様子でした。宿の予約がない、いやあるけど違う宿、いやいやあった!

係の人の机には小型扇風機が自分の方に向いて回っている。それを見ながらこちらは汗流しながら、このやりとりをするのは大変だ。

イースター休みということで、地元の方たちが週末に合わせて遊びに来るようで、オーバーブッキングだらけな感じでした。運よく僕たちは水・木・金と3泊して土曜日に出るので空きがありました。

 レストハウスは予想をはるかに上回る豪華で絶好のロケーションにありました。ダイニング・キッチン・マスタールームと3シングル部屋もあり、ガスコンロ・冷蔵庫・ソーラー発電で電気は24時間(一度も切れず)。エアコンはさすがに無いけど、海からの強風があり問題なし。そしてそして、蚊がいない!風が強すぎてかな、と思っていたらレンジャーが季節だからとのこと。

 何と言っても、家を出て目の前が海!30mも離れていない、最高のロケーションです。一つ残念なのは波が強いからか、砂が舞い上がってしまい真っ青な、とは言えない色だったことぐらい。でもそんな事は問題なし、遊ぶのには十分でした。

 

サダーン公園では、普通の車で周るサファリ以外にも色々と遊び方があります。ボートに乗って海に流れ込む川沿いを進むボートサファリ。車に乗ってレンジャーさんがスポットライトで夜行性動物を探して周るナイトサファリ。その他にもウォーキングサファリもありました。今回はボートとナイトサファリを体験してみることに。

ちなみにウミガメの産卵で有名なこの公園なのですが、今産卵の時期で何も見れない(早朝4時頃に産卵するらしい)という話で、その上かなり遠いので今回は辞めました。孵化するときは見れる可能性があるとのこと。産卵する所が見えるように出来れば、良いアトラクションになるけどな。邪魔せずに見えるように出来ないのかな?

 まずはボートサファリ。

 他にお客さんもおらず、大きなボートを貸し切りでした。暑いので、すぐに子供たちはライフジャケットを脱ぎ捨てていました。

 河沿いはマングローブ林になっています。カバ・ワニと後はたくさんの鳥(カワセミが一番多い)を見ることができました。

 象が時折水浴びに来るとガイドが話をしてくれたので、期待はしていたけど見ることはできませんでした。

 約2時間ほどのんびりと川を下り・上りして帰ってきました。 

  

 

 

 

    

 マングローブ林の地面はカニの穴だらけ。

 お姉ちゃんに命令され、怯えながら棒を穴に入れる次男。

  

 

 

 

ナイトサファリは残念ながら、真っ暗で僕のカメラでは全く動物が映らず。そしてピンボケばかりでした。一枚だけ何とか見れるのがあったので。

 これは木の上にいたブッシュベイビーを見ています。小さいサルみたいなやつ。

 昼間は全く動物が見えていなかったので、期待していませんでした。

  ですが大きくその予想は外れ、ヌー・野ウサギ・Civet・Genet・ Marsh Mangoose(珍しい。見たのは2回目)そして最後にライオンも。

 下二人の子供たちはウサギを見た後に満足して寝てしまいましたが、家族全員がとても満足できたサファリでした。

 時間は夜7時~10時頃まで。

 唯一象さんがいなかったな・・・。

 

 

 買い出しにと言われていた近くの村。何と公園内にありました。どこかの漁村の町と全く変わらない感じでした。

 国立公園は地元民が公園内で生活をするのは禁止して、だいたい追い出しているのですが、ここは追い出さずにそのまま暮らすのを

 許したそうです。それは知らなかった。ということでお店もあり、冷たいソーダも飲めるし、新鮮な魚介類も堪能できました。

 一つ残念なのは、果物が無かった。皆もともと食べないのか、農作は禁止されているからなのか。

   

  

 

 

 

 

 

 3泊4日のサダーン公園の旅でした。片道600km。楽しかったけど、遠かった~。

 

 

 

 

 

 

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