タンザニア北部の町アルーシャから200km、車で約2時間の距離にあるのがこの保護区. 世界自然遺産に指定されているこの保護区の一番の見所はなんと言っても
ンゴロンゴロクレーター
これは世界で一番大きくその形を壊さずに残したカルデラで、直径が19.2km、面積が304平方kmあり、そのクレーター内には森、湖、湿原、草原があり多種多様な動物たちの生活を支えています。 主に観察できる動物は、 ヌー、シマウマ、ガゼル、バッファロー、象、カバ、ライオン、ハイエナ、ジャッカルなど 哺乳類だけでも、25,000頭が住んでいます。 特に、100頭以上のライオンと400頭ものハイエナの数はタンザニアでも珍しいです。 更に、現在絶滅危惧種黒サイの野生の姿を見れるチャンスが高いのも、 東アフリカではクレーターだけです。(約14頭がクレーター内に生息しています) また、湖には数万羽のフラミンゴが湖面をピンクに染めていて、 他にも様々な水鳥が湿地で観察できます。 草原に目を向けると、ダチョウや野ガンが優雅に歩いていて、その頭上では、 フィッシュイーグルやオウガーバザードなどの猛禽類が円を描いて舞っています。
セレンゲティとの境界近くにあるンドゥツゥ湖周辺には、 毎年2〜4月頃百万頭という地面を埋め尽すほどのヌーの大群が 出産をするためやって来て、その子供を狙って ライオンやハイエナなどの肉食獣が狩りを始めます。 ンドゥツゥ湖近くのオルドゥヴァイ・渓谷も有名な観光スポットです。 この場所で2百万年前の人骨が発見されたり、 3百万年前の人の足跡が近くのラエトリで発掘されたりと、 考古学上でもンゴロンゴロは重要な所なのです。
また、ンゴロンゴロはその自然の豊富さも然ることながら、マサイ族の保護区内での生活を許しているというアフリカ内ではとてもユニークな管理方法を取っていることでも、世界的に有名です。 現在約50,000近いマサイが保護区内に住み、自然保全、観光と地元民との共存を試みています。 短期間でよりたくさんの野生動物を観察したい、という方。 是非ンゴロンゴロ保護区を試してみてください。
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