<三日目> 昨日と同じような上り下りの道が続きます。 しかし、上りの坂が少しづつ急になり、高度も4000mを越え、息を整えるのが大変。 道に浮石が増えてくるので、転ばないように気をつけて登ります。 この辺り、エバーラスティングフラワーが占有種になり、ヒタキ科のChatが励ましの鳴き声を掛けてくれます。 ホロンボハットから3時間。最後のキツイ坂を上ると、目の前に砂漠が広がり、その奥にいよいよキボ峰がとても大きくそびえ立って出迎えてくれます。 この砂漠、36万年前にキボ峰が噴火した際に降った火山灰によって出来たもの。 昼間は40度以上、夜は氷点下の気候でも、たくましく生きている植物はちゃんとあります。 エバーラスティングフラワーやタソック草など。 砂漠を1時間弱歩くと、トイレがポツンと建てられています。ここが今日のお昼ポイント。 近くの岩場に腰掛けて、もうすぐ目の前に立ちはだかるキボ峰を眺めながら、お昼休憩。 ここから、最終ハットのキボまで後1時間半ほどです。 難関は、最後の坂。登りきればキボハットなのですが、あせらずにゆっくりと。 (僕は一度、後20mでハットというところで走り、気がついたら倒れていました) さすがに動物はいないだろう、と思っていましたが、カラスとネズミはがんばっています。 夕食は早めに取ります。 その後、夜中出発まで出来る限り体を休めます。とは言うものの、頭痛・吐き気などの高山病で、なかなか休めない人が多いですが。 所要時間:5時間30分
<四日目> 出発30分前に、お茶とスナックを用意してくれます。 外に出てみると、思ったほど寒くはないかもしれません。しかし、一番寒くなるのは、日の出前ですから、出来る限りの厚着で出発。 ハットを出て20分ほどで急な坂が始まります。しかも砂場なので、ジグザグに登って行きます。 2時間半ほどで、メイヤーケーブという大きな岩陰で一休み。(もちろん途中で小休憩は何度もとります) そこから、まだまだジグザグ〜ジグザグ〜ジグザグ…。星空を見て気を紛らわして。更にジグザグ。 少しづつ岩場が出てきます。砂場が終わり、岩だけになると、稜線はもうすぐそこ。 ハットを出て、6時間。稜線に立ち、ここがギルマンズポイント(5685m)です。 ここで日の出を。氷河に日が射して、体も温まり、元気を回復でウフルピークへ。 約1時間半、稜線に沿って歩きます。坂の上に看板が見えたら、もうひと踏ん張り。 5985mアフリカ大陸最高峰キリマンジャロウフルピークに立つ。
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